Information
2022.7.28 (thu)
act:
ナカタニ・タツヤ Tatsuya Nakatani (Perc, Gong, Drums)
アキオ・ジェイムス Akio Jeimus (Drums)
高良真剣 takaramahaya (Perc)
Open 18:30 / Start 19:00
Charge : ¥3000
19:00- Akio Jeimus & takaramahaya (Duo)
19:30- Tatsuya Nakatani (Solo)
20:30- Trio Session
Profile
ナカタニ・タツヤ | Tatsuya Nakatani
1970年兵庫県神戸市生まれ。10代から20代前半まで関西を中心に音楽活動後渡米する。
ロスアンゼルス、ボストン、ニューヨーク、ペンシルバニアに居住、現在はニューメキシコ州南部のチワワ砂漠に位置するトゥルース・オア・コンシクエンシーズ市に在住する。打楽器奏者、ドラマー、コンポーザー、サウンド・アーティスト、木工アーティスト。
一般的に聞き慣れた打楽器の音と共に、特殊奏法(extended technique)を駆使する独自のスタイルで演奏する。ドラム、ゴング、御鈴、金属片、シンバルなどを弓や特殊スティック、マレットなどで拡張的な発音をすることで、聞き慣れた一般的なドラムやドラムセットとしての音色から離れた無限な音の可能性、色彩やテクスチャーを感じさせる『トーン』や『間』、『音の波動』を使い美術的な視点で音楽表現を追求する。
四半世紀に及びアメリカに在住、北米を拠点としてヨーロッパ、南米、日本各地で演奏活動を行ってきた。本拠地のアメリカでは1990年代後半よりの音楽活動で、年間150本以上のライブをこなすツアー・ミュージシャンとして知られている。北米では大都市のみでなく様々な中小都市や学園都市で演奏活動をし、数え切れない程のアメリカ大陸横縦断経験をしてきた。演奏会場にはアート・ギャラリーやライブハウスでの演奏コンサートから、中小規模のコンサートホール、美術館、大学等でコンサートを行う。また演奏活動の傍ら各地の大学で講義(マスタークラス、クリニック、ワークショップ)、独自の音楽フィロソフィーを紹介、即興演奏のコーチや解説を行ってきた。出版物にCD、LP、カセットなど過去80タイトル以上。ソロ演奏活動以外に世界各国各地での音楽家達との即興演奏共演も数多い。 日本での共演者は河端一、大友良英、内橋和久、 芳垣安洋、藤井郷子、田村夏樹、今井和雄、斎藤徹、渡辺薫 他。
2009年より行っている”NGO - ナカタニ・ゴング・オーケストラ” は集団での弓弾きゴングによる現代サウンド・アート・プロジェクトとして全米、カナダ、メキシコでライブ演奏ツアーを展開している。現在17枚の大小のゴングを設置し14人編成で演奏、中谷はオーケストラと一緒に弓弾き演奏をしながら指揮も兼ねる。重ね合わさる振動(バイブレーション)のシーンを変えていく独自な作曲方法を研究している。特にライブでしか実体験できない壮大な音の渦は現場に足を運ぶことがとても重要で皆に新鮮である。またオーケストラ化したゴングの波動はとても快適な感覚であるという副産物的な効果も評価されている。各開催地のキュレーターによって集められた演奏参加者は、中谷が指導するワークショップを通じてゴングの弓弾き方法や指揮合図を習得、その後オーケストラ演奏を実施する。過去に参加したミュージシャンは10年間で一千人を超え、演奏者、観客共に大変人気のプロジェクトである。
アキオ・ジェイムス | Akio Jeimus (Drums)
drummer / percussionist / etc based in Japan, originally from Chicago, USA
高良真剣 | takaramahaya (Perc)
1992年生まれ、神奈川県出身。音楽家・デザイナー。
多摩美術大学在学時にアフリカ打楽器を学び、パーカッションで東京塩麹・La Señas・galajapolymoに参加、ベースで山二つ・東郷清丸巛に参加。近年は楽曲制作、ソロ、即興演奏を主軸に活動中。
2020年ギニア共和国に渡り、バラフォンの名手Epina Bangoura氏に師事。2021年ソロライブ作品「people in the dark room」を発表。エッセイと指示書のようなテキストと暗室での即興演奏を通して、演奏者と鑑賞者の枠組みを変革する。