阿部海太 個展『風に見せる絵』
人間による人間のための絵というものを、
少しだけ、異なる存在に開いてみたいと思いました。
目も耳も鼻も口も手も足も持たない風が画面を撫でるとき、
絵のあり様がどう変わっていくのか、それを見てみたいと思います。
阿部海太さんが数日間の滞在制作を行い、展示します。
風の通り抜ける家で、時折のパフォーマンスや音の刹那と共にご鑑賞ください。
Information
会期:
8/21(土), 22(日)
8/26(木)ー29(日)
9/2(木)ー5(日)
月火水休廊
時間:13:00~20:00 (最終日18時まで)
入場無料
阿部海太(あべかいた)
絵描き・絵本描き。1986年生まれ。神戸在住。
東京藝術大学デザイン科卒業後、ドイツ、メキシコに渡る。
2011年に帰国後、神話や根源的なイメージをモチーフに絵本や絵画作品を発表。
壁画や書籍の装画なども手掛ける。
著書に『ぼくがふえをふいたら』(岩波書店)、『みち』(リトルモア)、『みずのこどもたち』(佼成出版社)、『めざめる』(あかね書房)、共著に『はじまりが見える世界の神話』(創元社)がある。
web:kaita-abe.com
Twitter : @abekaita
Free Event
9/4(土) 「来客の午後」
ダンサーの荒悠平が、開廊時間中のときどきにパフォーマンスを行います。
お好きな時間にいらして頂き、絵と一緒にご鑑賞ください。
荒悠平(あらゆうへい)
ダンサー。Co.山田うん、まことクラヴなど複数のダンスカンパニーに所属、多数の舞台に出演してきたが、2017年頃より活動様式を変えソロや他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを主軸にシフトした。コラボレーションの相手は彫刻家、ミュージシャン、俳優、陶芸家、画家など多岐に渡る。2019年にはマレーシアにてレジデンスを行い、そのダンスは「巡礼」とも評された。
Twitter : @arayuhei_info